2025年1月都市工塾のお知らせ
2025年1月の都市工塾は、次のとおり対面プラスオンライン会議形式で行われます。参加を希望される方は、2025年1月11日(土)頃までに、このメールの返信にて、お名前、所属(お差支えない範囲で)、参加希望(対面・オンラインを表示)の旨を、都市工塾実行委員会事務局までお送りください。参加希望者には、2025年1月17日(金)頃に会議情報と講義レジュメをお送りする予定です。 都市工塾実行委員会事務局
日 時:2025年1月27日(月)18時30分~
場 所:東京大学工学部14号館1階141教室+ズーム会議によるハイブリッド
講義
テーマ:「住宅から都市デザインへ~幕張ベイタウンの設計を通して都市工
学を考える~」
講 師:南條 洋雄 氏(南條設計室主宰)
21世紀の国際業務都市を目指す千葉市幕張新都心の東側に位置する幕張ベイタウン。魅力的な都市デザインと時代の社会的ニーズやライフスタイルに対応した快適な居住環境の実現を目指して、本格的な都心型住宅の整備が進められ、その街並みは、電柱が地中化され、街路沿いに良質なデザインの住棟が並ぶ沿道型建築の景観が美しい。都市を構成する建築、その過半を占める住宅とその住環境のデザインの質を高めることは、都市デザインの向上につながることを示す一つの事例といえよう。
今回は、この幕張ベイタウンはじめ、40年に及ぶ数々の設計デザインの実務実績を通して、住宅の目線で都市をデザインする建築家を目指して活動されてきた建築家の南條さんから、その信条である「住宅から都市デザインへ」について、具体的な事例の紹介と併せ語っていただきます。
2024年暮れに、東京大学都市工学科HPの同窓会サイトに、「自主公開講座都市工塾」の欄を設けていただきました。今後、同窓生など都市工学関係者の皆様のご参加を期待したいと思います。
2024年4月22日、都市工塾は
250回目の講義を終えました。
1998年11月17日の第1回の講義開始以来、25年余の積み重ねで迎えた250回目の講義は、「幕張新都心のまちづくりの現在地と未来~MAKUHARIの未来をつ紡ぐ」と題して、今、東京湾ベイエリア地区で注目されている幕張新都心の動向について、千葉市幕張新都心課長の久能さんにお願いいたしました。当日は、本郷キャンパスの都市工学科教室とオンライン会議の双方に大勢の参加者があり、熱心な質疑・意見交換がおこなわれました。