日 時:2023年5月27日(月)18時30分~
場 所:東京大学工学部14号館1階141教室+ズーム会議によるハイブリッド講義
テーマ:「関西の都市整備について」
講 師: 小原 啓蔵 氏
(独立行政法人都市再生機構/株式会社URリンケージ OB)
安田 和弘 氏
(独立行政法人都市再生機構西日本支社都市再生業務部事業
企画課長)
関西エリア、特に大阪は、2025 年大阪・関西万博の開催とともに、IR の誘致、 国際金融都市 OSAKA やスーパーシティの実現に向けた取組等が推進されるな ど、大きく変わろうとしています。 ポストコロナを見据え、大阪・関西万博やスーパー・メガリージョン形成等の インパクトを活かし、東西二極の一極を担う「副首都」としてさらに成長・発展 していくため、大阪の目指すべき都市像、まちづくりの戦略と今後の都市開発の 方向性を示した「大阪のまちづくりグランドデザイン」を、大阪府・大阪市・堺 市が 2022 年 12 月に策定しました。 今回は、UR 都市再生機構関係者の小原さんと安田さんから、このグランドデ ザインについて解説いただくとともに、新大阪・大阪エリアの「うめきた 2 期 (グラングリーン大阪)プロジェクト」はじめ UR が関与している関西各地の 主要都市開発プロジェクトについてお話いただきます。
2023年11月9日、2023年4月の都市工塾で取り上げたJR中野駅前再開発の状況を、中野区のご協力によりNPO法人都市工会の地域探訪事業として視察することができました。100年に一度の大開発と言われるだけあって、想像以上に広範囲にわたり再開発プロジェクトが実施されていました。新宿以西最大の副副都心が誕生する経過をこれからも見守りたいと思います。
都市工塾は、2023年で開講25周年を迎えました。いろいろな出来事があった、この四半世紀でしたが、これからも都市工塾は、都市及び都市政策に関連した幅広いジャンルの活動をテーマとして、新たな都市の時代に向けて提言を続けていきたいと思います。